2008年10月27日月曜日

Bylineアップデート

iPhone/touch用のGoogle ReaderアプリBylineが2.0にアップデートしてた.
バックアップが遅くなる,フォルダ分けできない,などの不満点があったので削除していたんだけど,2.0になって不満はおおよそ解消されそうだ.
1.新しいインターフェースとアイコン
2.フォルダの同期
3.組み込みのウェブブラウザ
4.ノート書き込み可能
5.記事のリンクをe-mailで送信可能
6.スター付きの記事を直ちにアーカイブ
7.iTunesへのバックアップへの影響を与えない
8.RSSのコンテンツとしてオフラインで取得したページ内容を表示しない

ちょっと使ってみたところ,かなり安定性が改善されている模様.フォルダ単位の閲覧ができるようになったのが大変便利.
良いオフラインアプリを求めてLivedoor Readerに乗り換えた人も,もう一度Google Readerに乗り換えられるかもしれない.

2008年10月20日月曜日

媒体資料

広告勉強法②:媒体資料を読み漁る。
ボクも新入社員のときに行っていたのですが、これは実は結構いいトレーニングになる。思考が媒体ベースになってしまっては本末転倒だが(個々は注意が必要)、広告マンの専門知識の一つである媒体知識がゼロではまたこれも話にならない。

なるほどねー.
最近,ネット広告関連に興味を持ってるので,ちょっと媒体資料をいくつか調べてみた.

Yahoo
GREE
はてな
ライブドア

mixiやサイバーエージェントは媒体資料をネットで公開していないようだ.ライブドアの媒体資料は完成度が高いな.

自分でメディアを作るとしたらどんな媒体資料を作るか,と考えてみるのも面白いかもしれない.(他の媒体とどう差別化するのか?)

#最近,ネットコミュニケーション系ブログの購読が増えたんだけど,amebloが多いね.ギーク系だとまずamebloは無い.

メディアが変われば世界が変わる

On Off and Beyond: 日本イイコト新聞のススメ
日本で、会う人会う人に「景気のいい話しはないですか」と聞いたんですが、全然ない。「緩やかな終わりの始まり」みたいな感じの意見がほとんどで、理由を聞くと「ビジネスもいい話しはないし、政治もダメダメだし、その上、人心まで荒んできたし」とか。「テレビや新聞のニュースを見ても暗い話ししかない」、と。

そこで提案。それは「日本イイコト新聞」です。

その名の通り「イイコト」しか書いてない新聞。それも、「近所の親切おじさん」みたいな話しではなく今新聞に書いてあるような領域全般で「イイコト」を集めるのだ。

これは同意ですね.
人は外界からの情報で世界観を構築しており,メディアは最大の情報フィードバック装置ですから,「メディアが変われば世界が変わる」のかもしれません.

#はてなのホットエントリーだけ毎日みてると,世の中には非モテとギークとVIPPERしかいないような気がしてくるよね(笑

2008年10月17日金曜日

ITpro EXPO

ITpro EXPO,最終日に参加してきました.
私が働く会社も出展していたんですが,今年はスタッフとしてではなく一般参加者として各社の展示を見てきました.

サイボウズのブースは某番組のパロディで,製品説明ではなくチームワークをテーマにした著名人の講演がメイン.
ワープストリームさんは芸人さんを呼んでブースでパフォーマンスを展開.
インフォテリアさんは派手な仕掛けはなかったもののプレゼンターの個性で集客している感じ.
テクマトリックスさんは個性的な絵柄のコミック調パネルが目を引きました.

そのほか写真がとれませんでしたが,ヨガ教室や道場をモチーフにした展示などもありました.

あと,おなじみのこの方も.この看板だけでかなり目を引きます.ズルイ(笑)
宮崎県の企業にとっては相当ありがたい存在ですね.コンパニオンさんにアンケートとノベルティを持たせて名刺集める,っていうスタイルの出展社もまだまだ多かったのですが,数多の展示の中で来場者のアテンションを何とか集めようと工夫している会社が多かったのが印象的でした.

今の時代,展示会に行かなくてもWEBで情報収集は事足ります.
WEBの情報で目星をつけて展示会で実際に確認する,という参加者が多いと思われますが,そうした来場目的が明確な参加者のアテンションを集めるのは,普通のやり方ではなかなか難しいでしょうね.

もう見込み顧客リスト獲得を目的にITイベントに出展する時代でもないかなという気もします.製品機能の訴求ではなくブランド浸透にフォーカスした展示を行うっていうのも一つのやり方かもしれません.

2008年10月1日水曜日

iPhoneはなぜ売れないか

iPhoneが売れていない,らしい.

iPhone 3Gの販売台数は実質「敗戦」状態か [2008年09月04日]
この記事によると、「iPhone 3G」の販売台数について、Appleもソフトバンクモバイルも非公開としていますが、通信業界に詳しいアナリストは「20万台前後で止まっている感がある」と推測しているそうです。そして年内販売台数を控えめに35万台程度と見積もっていたものの、それにも及ばない情勢とのこと。

販売実績も目標販売数も公式に発表されいないなので,ソフトバンクモバイルとしてiPhoneがビジネスとして成功しているのかいないのかなんとも判断できない.
ただ,携帯オーディオ市場でのiPodの圧倒的シェアと比べれば確かに売れていないと言えるだろうし,電車のなかでiPhoneユーザーを目にすることはごくまれで,ニンテンドーDSやPSPを使っている人をよく見かけるようになった時のような,ユーザーが増えているという実感もない.

アップル、国内携帯オーディオ市場で販売台数シェア6割目前、金額で7割超に [2005年11月16日]
アップルは11月16日、日本の携帯オーディオ市場で販売台数シェアが約6割に達したと発表した。直近の「BCNランキング」11月第2週の販売台数シェアでは、アップルが59.8%と6割に迫る勢い、さらに販売金額シェアでは71.6%となり、このマーケットでの強さが際立っている。

私はiPhoneをメイン携帯として使っており非常に満足している.個人的にはホームランとは言わないまでもスマッシュヒットしていい携帯だと感じている.

iPhoneが売れない理由として,
1.ワンセグ機能がない
2.おさいふケータイが使えない
3.着うた,着メロサービスがない
4.料金が高い
などがあげられる.

私はこれまで使っていた携帯で,ワンセグ機能もおさいふケータイも着メロも使っていなかったので,これがiPhoneが売れない理由だと言われてもどうもピンとこない.

一般的にはこれらの機能の利用率は高いのだろうか.携帯の利用状況に関するデータをネット上で探してみた.

伸び悩む「ワンセグ」利用率 [2007年08月] (PDF)


おサイフケータイの利用率、男性は約3割、女性は約1割 [2008年08月22日]
 またおサイフケータイの利用については、「利用したことがある」が22.3%、「持っている携帯電話が対応していない」が19.0%、「対応機種を持っているが利用したことがない」が58.7%。男性では約3割、女性では約1割となった。


着うた利用率、着メロを初めて上回る 着うたフル入手先は無料サイト・RIAJ調査 [2008年04月02日]
着うた・着うたフルの普及が進んでいる。日本レコード協会が4月2日に発表した「2007年度音楽メディアユーザー実態調査」によると、着うたの利用率は28.9%で、初めて着メロ(27%)を上回った。

上記調査結果をみると,ワンセグの利用率は15%程度,おサイフケータイ,着メロの利用率は30%程度である.
いずれも過半数を大きく下回っており,iPhoneのターゲット層とワンセグ・おサイフケータイ・着メロの利用者がぴったり重なるとも考えにくい.

また料金についてだが,こちらの調査によれば,ヘビーユーザーであれば毎月1万円程度を携帯料金として支払っており,iPhoneの月額7280円が手が届かないほど高いとは言えないのではないか.

日本の携帯料金「ヘビーユーザーには安い」——総務省
 一方で、月平均の音声利用が315分、メール300通の「高利用者」(ヘビーユーザー)の料金は、1万800円。これはニューヨークに次いで安い水準だという。

こうして調査結果を見ていくと,前述の4つの理由は「iPhoneが売れない理由」としてはどうも説得力がないように思える.
では何が「iPhoneが売れない本当の理由」なのか?

つづく(かも)

2008年9月30日火曜日

4dk

グループの仲間限定でブックマークを共有する「4dk」
ネットベンチャーのグルコースは9月24日、グループに参加しているメンバー限定でブックマークを共有できるサービス「4dk」(ヨンディーケー)を公開した。Web全体に公開するソーシャルブックマークとは異なり、「このページは仕事に役立ちそうだから仕事仲間だけと共有」など特定のメンバーだけでブックマークを共有し、コメントでコミュニケーションできる。

自分のためのブックマークではなく、人に記事を薦めるためのブックマークするソーシャルブックマークサービスですね。
人に記事を薦める、というコンセプトはRead this Laterと近いところがありますね。テーマ別のソーシャルブックマークコミュニティと見ると、Favgrとも近い感じがします。
OpenIDでログインしようとしたところエラーが出たのですが、後ほど使用してみたいと思います。

2008年9月24日水曜日

Macのタブエディタ

私は家はiMac、会社はMacBook Proを使っています。
2年くらい前にWinからMacに切り替えて大変満足してMacを使っているのですが、唯一の不満がテキストエディタ。

秀丸のようなタブエディタが欲しいのですが、私の好みに合うタブエディタがないのです。
タブエディタじゃないと、複数の文書を平行して作成するときにウインドウが増えてしまって作業効率が悪いんですよね。

そこで最近、紙copiのネット版を使い始めたのですが、これがすごく良い。
(紙copiをタブエディタと呼んでいいのかはわかりませんが。。)

私が気に入っているのはこんなところ。
・左ペインの見出しリストで見出しをクリックすると右ペインで文書がすぐに表示されるため、一般的なテキストエディタでファイルを開くより文書をブラウズしやすい。
・色々書き散らしても更新日順に見出しを並べてくれるので、作成途中の文書にアクセスしやすい。
・「箱」というフォルダにわけて文書を保存できるので、テーマごとに文書を整理しやすい。
・自動保存してくれるので、不意にブラウザが終了しても文書が失われない。


さすがにネット上のサービスに機密情報を書き込むのは心配なのですが、ちょっとしたアイデアメモやブログの下書きなどを書くにはぴったりです。

これまでは推敲中のテキストをGMailで下書き保存して別のパソコンで再編集、なんて作業をしていましたが紙copiを使えばTPOをまたがるテキスト編集も効率よく行えそうです。

まだ試していませんが、iPhone用サイトも用意されているようです。